しまの杜こども園では、一年を通して野菜やお花に触れる活動をたくさん楽しんでいます。
昨年の2月、現在の年長児つばめ組の子ども達は4歳児の時に、じゃがいもの種イモを植えました。
じゃがいもを育てる時は「種イモ」を使うことを知ったり、
ふわふわの土に触れてじゃがいものお部屋を作ってあげたりと、
実際に触れて育てる経験をしました。
普段、家や給食で食べている物がどうやって作られているのか、
その過程や作っている人の大変さを知ることは、食への興味・関心、感謝に繋がっていきます。
子ども達が植えたじゃがいもは、
ぐんぐん大きくなり今ではこんなに立派なじゃがいも畑になりました。
先日、ついに収穫の日を迎えました。
自分達の植えたじゃがいもから、たくさんのじゃがいもが
できることを知った子どもたち。
このじゃがいもでどんなお料理にしようか・・・
「カレー!」「肉じゃがは?」「ポテトサラダはじゃがいもなん?」と
わくわくした会話があちこちから聞こえてきました。
採れたての新じゃがは、ポテトチップスにしてもらい
小さいクラスのお友達にもおすそ分けしました。
自分たちで育てたじゃがいもチップスはとても美味しかったです!
じゃがいも以外にも、夏野菜を育てたり、
こども園がお花でいっぱいになったらいいなという思いを込めて
お花を育てたりしています。
お花の植え替えの時期には、遊びの中でケーキの飾りに使ったり、
色水遊びで実験を楽しんだりと、植物にたくさん見て触れる経験を積んでいます。
子ども達が、日々の園生活で実際に目で見て手で触れた経験が、
心を豊かにし、これからの子どもたちの心と体を育てる
未来の土壌となっていってほしいと思います。